会社設立：国民生活金融公庫

　銀行融資とは

　融資を受ける業種による2つの制度

・銀行の融資にはいろいろな分け方がありますが貸付期間による分け方として「短期融資」と「長期融資」があります。

短期融資	長期融資
・返済期間が１年以内の融資です。・手形割引、手形貸付、当座貸越があります。	・返済期間が１年以上の長期の融資です。・証書貸付があります。

　融資の形態

　手形割引

・受け取った手形は、すぐには現金にはなりません。
・それを銀行に買い取ってもらい、現金による融資をしてもらうという資金調達です。

用途	・運転資金
メリット	・売掛金の手形を銀行が買い取るため、回収（売掛金）は銀行がしてくれます。・銀行側も手形の支払い人への取立てによる資金回収できるメリットがある。・よって、リスクが少ない。
デメリット	・手形の振出人が不渡りを出した場合、その手形割引で融資してもらった会社が買戻しをする義務がある。

　手形貸付

・銀行を受取人とする手形を銀行に差入れて融資を受けます。

　当座貸越

・銀行との契約により、当座預金で限度額まで借りられます。
（通常、通帳残高より多い額を出そうとしてもできません。）

用途	・運転資金
メリット	・当座預金を限度額まで借りられる。・いつでも融資・返済ができる。
デメリット	・審査が厳しい。